健康素材の研究、蚕の研究や糖尿病に関する情報発信を行っています

健康食品参入をサポート

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セルフメディケーションも認知され、日々新しい素材が注目され成長を続ける健食市場。各企業のリソースを転用活用して異業種からの参入も増えています。新規事業の立ち上げを一からサポートいたします。

健食広告販促サポート

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健康素材の販売促進に、実際に携わった者にしかわからない販促のツボをしっかりと押さえた広報・広告についてアドバイスできます。
広告企画から原稿の作成、校正、法務チェック、印刷まですべてお手伝いいたします。

薬事法に徹底対応

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健康食品業界の法令は現在大きく変わりつつありますが、薬事法が基準になります。難しい事例も多いですが、薬事法を遵守しながらアドバイスいたします。

健康マテリアルでは、 一般消費者に健康素材の科学的なデータや効果効能をわかりやすく解説し、啓蒙することを目的としています。 健康食品と呼ばれる市場は、ひとつ間違えば健康を害するような物や、効果がはっきりとしない「まがい物」のような物まで、玉石混合の状態です。 健康マテリアルは健康素材に関する正しい知識をお知らせすることによって 、人々の健康と美容に貢献したいと考えます。 またこのような活動が、優良な健康素材を販売する企業のお役にも立てれば幸いです。

健康NEWS

幼虫から蛾まで…蚕の一生をチョコに 印象抜群で人気

朝日新聞 2015/8/1  葉にのる白い幼虫に、羽の生えた成虫(蛾〈が〉)。 藤岡市の食品メーカーが作った蚕のチョコレートがみやげ店で人気だ。本物に近い見た目に、一瞬たじろぐ観光客もいるといい、印象は抜群だ。物珍しさに多くの客が手を伸ばすという。 以前、幼虫だけのチョコを販売したところ大当たりした。第2弾は、二匹目のどじょうとなるか――。 丸エイ食品が作った。本業では団子などの和菓子を製造してきたが、2012年、当時、世界遺産への登録を目指していた富岡製糸場を後押しするため、何か一役買おうと考えた。 「目立つおみやげがない」と感じた社長が、蚕をホワイトチョコにしてみては、と思いつきで提案した。 桑の葉にのった蚕の幼虫をイメージしたチョコを販売したところ予想以上の売れ行きに。昨年、「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録され、観光客 も増え、爆発的に売れ出した。生産が追いつかなくなり、納品まで2カ月かかるほどに。昨年12月には製造ラインを新設し、生産数は月2万個から4万個に、 従業員も8人から約20人に増やした。 安定して供給できるようになったことから、新商品の開発に踏み切った。今回は「かいこの一 生」。実際の蚕は、糸の増産のために品種改良されており、繭になった時点で乾燥され、一生を終える。しかし、商品はあえて成虫の蛾になるところまで表現し た。企画開発部の向井優介課長(36)は「本当は広い空を自由に飛びたかったのではないか」と思いをはせる。 成虫のチョコは、標本を見ながら細長い触角や羽の模様を再現した。品種改良で、羽は通常の蛾やチョウと比べると小さい。向井課長は「お菓子で本来の姿を見てもらいたい」。 3個入りで980円(税込み)。問い合わせは(0274・23・0558)へ。今月からインターネット販売も受け付けている。

糖尿病網膜症、失明防げ 全身管理と眼科検査カギ

【朝日新聞 2015.6.9】   糖尿病の三大合併症の一つ、糖尿病網膜症は、視覚障害者の失明原因の2位を占める。近年、硝子体(しょうしたい)の手術のリスクが大幅に減り、視 力がさほど落ちていない人を対象に視力回復を狙って行うことも増えてきた。発見時点からの健康管理が最も重要なのは変わらないが、専門家は「糖尿病と診断 されたら、定期的に眼科を受診して検査を受けてほしい」と呼びかける。 ■自覚ないまま重症に 都内に住む元会社員の男性(38)が目の異変に気づいたのは昨年6月。右目の視界にモザイクがかかったような部分があった。数日後、近所の眼科を受診。紹介先の病院で初めて糖尿病網膜症と診断された。 実は、20年近く前に受けた健康診断で糖尿病だと言われていた。しばらくは月1回受診していたが、28歳で就職してからは、定期的な受診は途絶えていた。 次第に足の裏もしびれてきてはいたが、さほど生活には支障がなく合併症は気にしていなかった。目や鼻の炎症の治療を受けたときも、合併症について注意を受けたことはなかった。 レーザーによる治療も受けたが進行は止まらず、10月半ばから長期間休んだ後、1月には視力低下で退職せざるをえなくなった。5月には杏林大学病 院の内科で血糖値を下げたうえで、眼科で硝子体を手術で取り除いた。男性は「もっと前から病気の怖さを自覚していれば」と悔やむ。 糖尿病網膜症には三つの段階がある。単純網膜症と言われる初期では、網膜の血管が傷んで細い血管にこぶができたり、弱くなった血管壁から血漿 (けっしょう)成分がもれたりする。ただ、この段階は血糖管理を徹底すれば良くなる可能性がある。杏林大の石田均教授(糖尿病・内分泌・代謝内科)は「血 糖値だけでなく、血圧や脂質などの管理も大事。全身状態を良く保つことで網膜症を含めた合併症の進行を防ぐことができる」と話す。 次の増殖前網膜症になると血管が閉塞(へいそく)し、白い綿のようにみえる軟性白斑が網膜にできることもある。それでも自覚症状がない人も多い。 冒頭の男性のように視力低下をはっきりと自覚する頃には、さらに進んで最終段階の増殖網膜症になっている人が多い。ゼリー状の硝子体に新生血管が生えては 出血。周囲に膜状の組織が広がり、網膜剥離(はくり)を起こしやすくなる。放置すれば失明のリスクも高い。 増殖前以降の治療では、網膜光凝固が基本だ。血管が閉塞した部分にレーザー光を当てる方法だ。早いほど治療成績はよい。 ■手術が進歩、新薬も レーザーによる光凝固が基本となる治療だが、近年飛躍的に進歩してきたのが硝子体手術だ。硝子体の出血や網膜上に増殖した膜状の組織を切除する。手術器具の改良が進み、切開する部分も小さくなった。 手術のリスクが高かったころは、失明回避の目的で非常に網膜症が進行してから硝子体手術をしたが、「最近は比較的視力が良好でも、よりよい視力回復のために手術をすることも多くなった」と杏林大の平形明人教授(眼科)。 また、糖尿病網膜症は、網膜の中心である黄斑に浮腫を合併することもある。病気がそれほど進んでいなくても視力が落ちる人もいる。こうした黄斑浮腫に対する治療としては昨年、新薬の抗VEGF薬に保険が認められた。 浮腫を軽減し、視力を改善させる。ただ、1~2カ月に1度の投与で保険を使っても患者の負担は5万~6万円。黄斑浮腫の治療には、ほかに硝子体手術や既存のステロイド薬を使った治療も検討されている。 ただ、進行してからでは治療が難しくなる。進行するまで自覚症状がないだけに、手遅れを防ぐには、早期からのフォローが欠かせないが、眼科に定期 的に通っている人は多くない。「糖尿病と診断された時からの定期的な眼底検査などのチェックが何よりも大事」と、東京女子医科大糖尿病センター眼科の北野 滋彦教授は話す。

認知症へ新たな挑戦”カイコ冬虫夏草”

認知症へ新たな挑戦”カイコ冬虫夏草” “認知症を治したい!”~脳機能改善への新アプローチ カギを握るのは、カイコに寄生するキノコのパワー!? 岩手大学 特任教授/農学博士/鈴木幸一さん 10年後、65歳以上の5人に1人が患うとされる「認知症」―。 根本的な治療法がないこの病に、独自のアプローチで挑むのが 岩手大学の鈴木幸一特任教授。 農学博士の鈴木の専門は、『応用昆虫学』。 昆虫の「カイコ」に、脳の機能改善につながるカギがあるというのだが・・。 鈴木は、カイコ研究一筋46年!昆虫が持つ“人の健康に役立つ物質”を追求し続け、 これまでに、野生のカイコから細胞を眠らせる「休眠物質」を発見。これを応用し て、 がん細胞を「眠らせる」ことで、進行を抑えるという研究が進められている。 さらに、カイコのサナギに寄生するキノコ「カイコ冬虫夏草」に、 “記憶力を回復させる効果”があることをマウスで突き止めた! 番組は、認知症患者に実施された臨床試験に、8ヶ月密着。

(経済気象台)絶滅寸前の養蚕業

群馬県の富岡製糸場など四つの養蚕・製糸関連文化財が昨年6月、日本で14番目の世界文化遺産に登録された。明治の初め、養蚕・製糸に関する先進的 な技術、工業化が日本の近代化に大きく貢献したことが評価されたのである。当時、製糸業は日本の輸出産業の花形だった。明治の「富国強兵策」は、生糸の海 外輸出によってなされたといっても過言ではないだろう。 その後も日本の養蚕業は成長を続け、昭和初期に最盛期を迎えた。農林水産省の資料によると、いまから85年前の昭和5(1930)年に桑園の面積は70万ヘクタール、収繭量(しゅうけんりょう)は40万トン近くになった。養蚕農家数も、220万戸に達したという。 かつて養蚕は、「炭焼き」とともに農家の貴重な現金収入源だった。私の母の実家は養蚕も営んでいたが、蚕を「おかいこ様」と呼んで大切に扱ってい た。稲作に向かない中山間地が多い北関東や甲信、それに東北地方では特にその比重が高かったようだ。こうした地域では県庁に「蚕糸課」があり、繭の品質検 査を行う「繭検定所」が置かれていた。 敗戦によって大打撃を受けた養蚕業は、50〜60年代に戦後のピークを迎える。しかし収繭量は 10万〜12万トン程度で、最盛期の3分の1以下 だった。その後は化学繊維の普及や後継者不足で、衰退の一途をたどる。2013年の時点で、養蚕農家は全国で486戸、収繭量はわずか168トンだ。北関 東や甲信地域の中山間地を歩くと、2階建ての古民家が目につく。蚕室として2階部分が必要だったからだ。そこではいまの季節、山の斜面に鮮やかな緑の葉を つけた伸び放題の桑園を見ることがある。日本の養蚕は世界遺産を残したが、絶滅寸前だ。(望)   朝日新聞2015年5月20日

特集 注目の糖管理素材

健康産業新聞 2008年1月16日から抜粋 特集 注目の糖管理素材 「糖管理サプリ」600億円、新健診制度追い風に メタボ対策を、ビジネスの新たな起点へ 中 高年の3割が糖尿病有病者か予備軍といわれる中、糖尿病の発症につながるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策の一環として、被保険者 40~74歳を対象とした「特定健診・保健指導」が4月に始動する。成果が重視される新健診制度では、保健指導の中で実効性のある支援策としてトクホや健 康食品の活用が注目されている。トクホでは血糖値関連が260億円市場を形成。それ以外の健康食品を含めた市場規模は前年と同水準の約600億円で推移し た。本特集では、糖管理をサポートする素材の中から、近年注目されている素材に焦点を当てた。 中高年の3割、糖尿病患者か予備軍 糖尿病は、膵臓で作られるインスリンの作用低下により、慢性的に血液中のブドウ糖が増え、高血糖になる代謝疾患。Ⅰ型糖尿病(インスリン依存型)とⅡ型糖 尿病(インスリン非依存型)が知られており、国内では肥満、老化、運動不足、遺伝的素質などによってインスリン抵抗性が生じるⅡ型糖尿病が95%を占め る。Ⅱ型糖尿病と肥満との関連については、内臓脂肪などに蓄積された脂肪細胞からインスリンの働きを妨害する遊離脂肪酸やレジスチンと呼ばれる物質が分泌 されることが分かっている。 糖尿病の発症につながるメタボリックシンドロームという概念が注目される契機となった「2005年国民健康・栄養 調査」では、予備軍を含めたメタボリックシンドロームの対象者は1,960万人に上り、40~74歳の3割が糖尿病有病者か予備軍であることが明らかと なった。また昨年8月、人間ドック学会が人間ドックの受診者を対象に行った調査によると、糖尿病と関連の深い項目の異常頻度は「肥満」(構成比 24.4%)、「耐糖能異常」(同12.6%)の2項目がいずれも上昇。「肥満」の異常頻度は過去最高を記録した。厚生労働省の直近のデータによると、糖 尿病医療費は年間1兆1,165億円で、糖尿病合併症を含んだ糖尿病の医療費は1.9兆円に上る。政府が05年からスタートした「健康フロンティア戦略」 では、10年間で健康寿命を2年伸ばすため、「糖尿病の発症率20%改善」を数値目標に掲げた。合併症を引き起こす糖尿病を20%抑えることで、2兆 8,000億円の医療費を削減できるとしている。 糖尿病医療費を減らすには、糖尿病患者や予備軍を健診で早期発見し、生活習慣の改善に取り組み ことが重要だ。4月から実施される「特定健診・保健指導」は、メタボリックシンドロームや糖尿病予備軍の洗い出しを目的としており、健診の対象者は 5,600万人に上る。成果が重視される保健指導では、より実効性のある支援策として、血糖値関連や肥満対策の健康食品の活用を選択肢に入れることは、避 けて通れないとみられる。 血糖値トクホ、100品目に到達 抗糖尿の研究成果も数多く 抗糖尿素材の多くは、生活習慣との関連が深いⅡ型糖尿病を対象に、血糖値上昇抑制や血糖値降下作用、インスリン抵抗性改善、糖代謝改善、糖吸収抑制などに 関するデータの蓄積を進めている。また、近年の研究では、食後血糖値のコントロールの重要性を示す研究データが報告されており、抗糖尿素材でもこの点に着 目した研究成果が出ている。 トクホでは、血糖値関連の許可件数が、先月19日時点で100品目の大台に到達。しかし市場規模は、中性脂肪・体 脂肪関連のトクホ茶との競争激化の中で、前年比微減の260億円で推移した。関与成分は、難消化性デキストリンが91品目と他を圧倒。以下、小麦アルブミ ン(4品目)豆鼓エキス(3品目)、L-アラビノース(1品目)、グァバ葉ポリフェノール(1品目)が続く。表示については、血糖の吸収を穏やかにする 「血糖値が気になり始めた方に適した食品」(36品目)と、血糖値が境界領域の人を対象とした「血糖値が気になる人に適した食品」(64品目)の2種類が ある。 このほか、トクホ以外で抗糖尿の機能性を持つ素材は、カキ、ギムネマ・シルベスタ、乳酸菌生産物質、甘藷若葉、ローヤルゼリー、カイ コ、シルク、桑、ハナビラタケ、キクイモ、バナバ、コタラヒム、サラシア、ゴーヤー、カイアポイモ、パロアッスル、クマ笹、黒酢、亜鉛、クロム、セレンな ど30品目以上に及ぶ。抗糖尿の健食市場規模は360億円前後と推定され、トクホを含めると600億円の一大市場を形成する。 今後も、国家プ ロジェクトのメタボ対策と連動する形で、バックデータに裏付けされた抗糖尿関連の健康食品が活用される局面は広がりそうだ。一方、医療関係者からは薬との 相互作用を懸念する声も挙がっており、医療機関への情報提供や連携の強化は、健全な市場拡大を図っていく上で不可欠となっている。 注目 ~糖管理サポート素材~ 糖 管理対応として展開する末端製品の市場規模は260億円前後とみられ、トクホを含めると約600億円の一大市場を形成。市場では血糖値上昇抑制や食後血糖 コントロール作用、糖質の分解酵素を阻害し、糖質の吸収を抑制する素材などいくつかのメカニズムに基づく商品が流通する。抗糖尿作用などの機能性を持つ素 材は30品目近くに及び、注目素材が目白押しだ。素材紹介を交えながら、各社の取り組みをレポートする。 難消化性デキストリン 【素材紹介】 水溶性植物繊維の一種である難消化性デキストリン。天然のでんぷんを原料とし、低粘性で加工性に優れている。食後血糖上昇抑制作用と整腸作用の2つの機能で、トクホの関与成分として利用されている。 【企業紹介】 ■―――松谷化学工業   松谷化学工業㈱(兵庫県伊丹市)は、天然でんぷん由来の難消化性デキストリン『ファイバーソル2』、還元難消化性デキストリン『ファイバーソル2H』の原 料供給を展開する。植物繊維含有率は85~95%。水に溶かした時の粘度がほとんどなく、無味無臭であるため、あらゆる食品に添加が可能なことが大きな特 徴。また、整腸、食後血糖上昇抑制、血清脂質低下、体脂肪低減作用など、バックデータを豊富に蓄積する。 カイコ (蚕・かいこ) ■―――ボンビックス薬品   ボンビックス薬品㈱(大阪市中央区)は、韓国政府が所有するカイコ粉末の特許に基づいて抽出したカイコ粉末を使用したタブレットタイプの『ボスリン』を店 販、通販ルートで展開。糖尿病、ダイエット素材として原料供給にも対応する。韓国政府が所有する特許は「カイコ粉末を有効成分として含む血糖降下剤および その製造方法」。韓国で実施したⅡ型糖尿病患者による臨床試験では、空腹時と食後2時間の血糖値が降下することを確認。今まで副作用は一切報告されていな い。 ギムネマ・シルベスタ 【素材紹介】   ギムネマ・シルベスタはインド原産で、ガガイモ科ホウライアオカズラ属の多年草で木にからんでツル状に3~4m成長する。古くからアーユルヴェーダ医学に も取り入れられており、インドでは昔から皮膚病、泌尿器疾患、糖尿病、利尿、整腸、強精薬として利用されてきた。ギムネマ酸が有用成分で、小腸糖吸収抑 制、インスリン分泌抑制などの作用が確認されている。 【企業紹介】 ■―――大日本明治製糖   大日本明治製糖㈱(東京都中央区)は、インド産のギムネマ・シルベスタの葉から抽出したエキス粉末『ギムネマ抽出物GS-E』、エキスをCD包接した『ギ ムネマ抽出物GS-X』、錠剤用の精製ギムネマエキス『ギムネマ濃縮物GA-H』、ハードカプセル用の『ギムネマGA-S』など用途に応じたギムネマ素材 を取り扱う。同社は他社に先駆け、20年前よりギムネマ素材の原料供給を開始した。ギムネマ用途はダイエット向けの健康食品がほとんどで、複合品としての 利用が多いという。鳥取大学医学部との研究により、インスリン分泌抑制や糖・脂肪吸収抑制などの生理活性に関するエビデンスを蓄積している。ラットの小腸 を用いた腸管灌流実験や糖輸送電位による実験では、ギムネマ・シルベスタがブドウ糖の吸収を抑制する作用を確認。ラットやイヌに経口ブドウ糖負荷試験を行 い、小腸ブドウ糖に基づく血糖値変化と血中インスリン値変化を調べたところ、ギムネマに上昇抑制作用があることを突き止めた。 甘藷若葉 【素材紹介】 ヒルガオ科サツマイモ属に属する一品種「すいおう」の茎葉。カフェ酸誘導体をはじめとしたポリフェノールを含み、血糖値上昇抑制、血圧上昇抑制などの機能性が確認されている。 【企業紹介】 ■―――東洋新薬   ㈱東洋新薬(福岡市博多区)は、独自素材の甘藷若葉末のOEM供給を手掛ける。同素材は、「すいおう」の茎葉をまるごと粉砕したもので、6種類のカフェ酸 誘導体をはじめポルフェノールを豊富に含んでいるのが特徴。動物実験や臨床試験により、糖尿病に対する有効性を示唆する結果が得られている。このほか、南 アジアの伝統果実抽出物『ターミナリアベリリカ』、ビワ葉抽出物『バナスリン』、バナバ葉抽出物『ロイスリン』など、抗糖尿を訴求した独自素材をライン アップする。 キクイモ ■―――山陽種苗 山陽種苗・SANYO植物バイオ研究所(山口県山口市)では、『菊芋のちから』(顆粒100g瓶入、2g×30包入)を販売している。天然のインスリンと もいわれているイヌリン(糖質)を含むキクイモを原料とし、ウコンの中でも特にクルクミンや亜鉛の含有量が多いキサントリーザ(クスリウコン)の原末を配 合した。主に通販、種苗店、農協ルートで展開、一部医療ルートでも取り扱いがあるキクイモを配合した『手延菊麺』(5袋・約10食分/だし付)を昨年、新 たに発売した。 ■―――ベリー  (有)ベリー(福岡市博多区)は、化学肥料や農薬・除草剤などを一切使用していないキクイモを使用した『菊芋家族』(250㎎×360粒)を販売している。 小麦アルブミン ■―――日清ファルマ 日清ファルマ㈱(東京都千代田区)は、小麦アルブミンを関与成分とする血糖値関連のトクホ『グルコバスター』(5.5g×30袋)を、通販と薬系ルートで 展開する。小麦アルブミンは小麦中に含まれる水溶性タンパク質。電気泳動という分析法で0.19の位置にピークがある「0.19小麦アルブミン」に、食後 の血糖値を抑制する作用を見いだした。同社では、4月から始動する「特定健診・保健指導」に向け、メタボ対策の商材として拡販を進めていく。 アオバナ ■―――新日本製薬 新日本製薬㈱(福岡市中央区)は、願問で薬学博士の草野源次郎氏監修のもと、DNJ、DMDPを高含有した青花を主原料に、ギムネマ・シルベスタやグァ バ、桑の葉、バナバ、ヤーコンなど多素材をブレンドした『推奨糖減康露』(3g×30包)を通販ルートで展開している。八女産(福岡県)の玉露を使用して いるため口当たりがまろやか。また、難消化性デキストリンを関与成分とする血糖値関連のトクホ『さらっとさらり茶』(190g×6缶×5パック)を昨年8 月に発売した。

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