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- カテゴリ: KSSニュース
- 公開日:2016年11月01日
平成28年10月11日
KSS協議会ニュ-ス118号
絹・蚕・桑多目的利用協議会事務局
プロザテック内
〒264-0023千葉市若葉区貝塚町1099-3
TEL 043-234-2631 FAX 043-234-2632
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平成27年度の総会と第41回KSS健康フォーラムを終了し、それらの連絡と先を見て務めとして発信に努めて参ります。次回(第42回KSS健康フォーラム)は3月1日(水)で同じ会場での開催を予定しています。今回は季節外れのしかも雨風の経験ないほどの凄い18号台風を予測されていましたので、できるだけそれ、北よりにそれることを願っていたところでしたが幸いなことにそれに近いところで済んだことは幸いでありました。前もって3~4人の方はそのために参加を取り止めになり残念なことでした。
連絡事項
◆ 平成27年度総会開催について
1. 会員名簿と規約の確認
法人会員2件、個人会員1件の新規加入があった。
規約の変更は特にはなっかたので従来通りあった。
2. 平成27年度事業報告(簡略化方式とした)
これらの取り纏めが実績に取り入れられ役立てられることを期待した。
既発行のニュース(第111号~117号)の例年の概要の取り纏めとその解説は今回はせずに、別紙の図解事例の解説に終始し、これらの事項を参考に関心と見直しをすることで今後に役立照られることを期待したい。
(図解だけで不明なところは忌憚なくご指摘頂き、より理解をし、実践向きに少しでも役立てて頂ければと、思慮した。尚、項目によっては、資料或いは文献等の要望があれば事務局として対処したい。
平成27年度会計報告報(平成27(2015)年10月~平成28(2016)年09月
寺内 聖治氏(ライフテック(有)に監査頂き承認を得た。
3. 平成28年度(第16期)事業計画(平成28年(2016)~平成29(2017)年9月)
1.方針、2.内容(1)~(6)項、その他 につき承認を得た。
平成28年度(第16期)収支予算(案)(平成28年(2016)10月~平成29年09月
収入の部 合計額:¥363,608、 支出の部 合計額:¥363,608
承認を得た(総会資料参照)。
4. 絹・蚕・桑多目的利用協議会(略称:KSS協議会)(平成28年(2016)~平成29年9月)
KSS協議会役員:会長 小野寺 聡 昭和薬科大学 医学博士 (他資料参照)
◆第41回KSS健康ファ-ラムについて
参加者:会員4名、非会員:5名(2名協力者)講師3名(同伴者)計12名
○“薬効成分を多く含むクワを生産するための施肥理論”
近畿大学農学部農業生産学科植物・人間関係学研究室
教授 農学博士 林 孝洋(タカヒロ)
水耕培養を背景に話題提供を頂いた。
全国での関わる工場規模での取組みは160カ所位が取組まれておるようで、実質的に成
功しているところは2~3所に限定される瞬間芸を脱していないようであった。植物に必
須な元素は14種類と看做されているようで、多量要素として窒素(N),リン(P),カリ
ウム(K),カルシウム(Ca),マグネシウム(Mg),イオウ(S),微量要素としてホウ素(B),
塩素(CI),マンガン(Mn,)鉄(Fe),亜鉛(Zn),銅(Cu),モリブデン(Mo),ニッケル(Ni)が必須元素である。肥料は作物の収量や品質に大きく影響し、栽培の第一義的に重要な要因であるが、合理的な施肥法とはどういうものかという議論はあまりなされていない。
土耕栽培では施肥量は10a(アール)当たりの重量で表される。事例としてミニトマトでは24㎏、リン8㎏、カリウム40㎏のように表される。これらは元肥と追肥に分けてあたえる。植物の複雑な成長様相からみれば、かなり大雑把な与え方。
水耕栽培では濃度制御が行われ、培養液中の各養分の濃度を決めその値を維持する方法、窒素の維持濃度100ppm」とすれば、センサーで測定して濃度が下がれば補填する。「贅沢吸収」という、生育によくない過剰吸収が起こる。肥料の量的制御法では①植物体の要素の含有率には恒常性(ホメオスタシス)よるセットポイントで制御する②総施肥量は重量(W)×含有率(α)で決め③成長に応じて施肥を分肥する。例えば、慢性腎臓病患者用の低リン低カリウム野菜が注目されている。目標値まで確実に含有量を確保できる。このような量的制御法はターゲット成分を高めるような肥料組成と施与量は見つかるので、試みに対応が期待される。今回は初めてのケースなので、より具体的には次の機会なりに取組みに期待したいところであった。21世紀型の桑栽培の有り様が覗えた。
○“世界の蚕糸業動向と日本の新カイコ産業について”
株式会社 エナリス
諸田浩一氏には第24回健康フォーラムでの講師をお願いしたが、所属会社も新たになり
久振りにその後の進捗も期待してお願いした。5年前の経過もあり視点の進展もされたもの
と期待したが、具体的な事例をもっての話題提供が見えなかったことは依頼者としては期待
はずれであった。競争的蚕業と適正技術そして加工製造は差別化出来ない等その真意は読み
切れところでもあったが、講師の選択にあったって悩むところではあるが、最大限の注意と
戦略が必要なところと反省する領域を醸成した。
今回このようなニュース解説を取りまとるめるにいたり米国の動向、国際養蚕委員会のなど
知らない動きの言動は要注意が肝要と認識した。
機能性食品制度のその後の動向;
届出がデータベースへの取り纏めやらでネットで、閲覧の変更があったようで、届出一覧表A310(平成28年07.13)(カロリミット、ファンケル:クワの葉エキス(ファゴミン)加工食品 、他省略)以降把握できなくった経緯があり、最近になり、従来同通りでB154(平成28年8.10)届出アサヒビールグループ、優しい味汁、ラクトリペプチド/Vpp,Ipp、 血圧が高めの方へ」
届出状況について今後も引き続き追跡予定。
KSS年会費(第16期;平成28(2016)年10月~29(2017)年9月)徴収の依頼
期も新たに変わり、KSS協議会の継続と新たな取組みに向けて何とか少しでも斯界(シルク産業)を基盤として学際的にも業際的にそして有用商品への取組みそしてその普及と啓発に進展を少しづつでも進展を祈念し、その一助に活動の一環として展開邁進致したく、
同封の用紙(法人・個人当該用紙)にて振り込みお願い申し上げます。
事務遂行上、かってでありますが、平成28(2016)年12月12日(月)締切りで
お願い申し上げます。