あなたのベストサプリメントvol.5
 (2006年3月発行)

今、この素材に注目!!

蚕(カイコ)粉末

血糖値を調節するDNJと各種アミノ酸がたっぷり
糖尿病大国で利用されてきた
天然素材

桑の葉だけを食べて成長する蚕 (カイコ)
漢方の先進国である中国や韓国で、
古くから糖尿病に対する民間療法薬として用いられてきました。
そして、今や、蚕(カイコ)の健康作用が科学的に立証されたのです。

韓国国家プロジェクトが血糖降下作用を立証

お隣の国・韓国では、日本と同じように糖尿病患者が急増していました。
そこで、国家プロジェクトを立ち上げ、天然物質で血糖降下作用のあるものを探求し始めたのです。古医書に基づき、蚕の検証をスタートしたのは1992年(平成4)年のこと。
政府機関と大学の共同チームが、蚕(カイコ)粉末の成分分析や臨床検査を繰り返しました。そしてついに、1995(平成7)年、蚕(カイコ)粉末の血糖降下作用を正式に発表したのです。
「農振庁と慶煕大チーム世界初の天然治療薬 蚕(カイコ)を利用した糖尿病開発」
「蚕(カイコ)から血糖降下剤抽出に成功 高血圧など成人病に特効」
韓国の当時の新聞には、このような見出しが躍りました。
朗報はアメリカや日本でも話題となり、韓国政府は、蚕(カイコ)粉末は血糖降下剤として提出、日本でも特許を取得したのです。

※写真:蚕(カイコ)粉末には、桑の葉に含まれる栄養素と、特有成分DNJがたっぷり!

強力な血糖降下作用は桑の葉特有成分DNJに

では、どうして蚕(カイコ)粉末に血糖降下作用があるのでしょうか。
理由は、蚕(カイコ)が食べる桑の葉にあります。桑の葉には健康に有効な成分が驚くほど豊富に含まれている上に、特有成分DNJ(デオキシノジリマイシン)に血糖値を抑制する働きがあることも明らかになっています。
つまり、蚕(カイコ)は桑の葉だけを食べて成長するため、栄養素とDNJがたっぷり蓄積され、桑の葉をはるかに上まわる血糖降下作用を持つのです。
また、蚕(カイコ)粉末が食物と一緒に小腸に到達すると、糖分解酵素の一種であるα―グルコシダーゼの活性を抑制。糖の分解を防ぎ、血液での吸収を遅くすることによって、食後の高血糖を上手に調整してくれるというわけです。
そ もそも、蚕(カイコ)粉末には亜鉛やフラボノイド、ポルフェノール類のほか、アラニン、グリシン、ロイシン、セリンなど、18種類以上のアミノ酸が含まれ ています。そのため、血中コレステロールを除去して、血流を促進するなど、糖尿病による合併症をも未然に防ぐ役割を果たしてくれるといえそうなのです。
韓国の伝統的な知恵と、現代の科学技術によって生まれた蚕(カイコ)粉末。
純粋な天然物質なので、副作用の心配もありません。
糖尿病に悩む人々の間で、注目は高まる一方です。

蚕(カイコ)粉末の臨床データ

韓 国・慶煕大学付属病院で糖尿病患者に対して行われた臨床試験データ。インスリン非依存型患者を、「Aグループ=薬物治療中」と「Bグループ=非薬物治療」 の2組に分け、それぞれ蚕(カイコ)粉末を服用。4週間後には、どちらのグループにも血糖値降下作用が確認されました。

血糖値の変化(㎎/dl)
Aグループ
Bグループ
(薬物治療中)
(非薬物治療)
蚕粉末服用前の
空腹時
138.1
175.0
血糖値
食後2時間
244.7
272.4
蚕粉末服用
空腹時
127.9
158.0
4週間後の血糖値
食後2時間
197.2
208.6