安達友幸(68才・福岡県)

 

会社で勤務している時は、年に1回の健康診断がありました。糖は全く出ておらず、なんら体に異常はありませんでした。この頃の体重が最高で、身長は158センチしかないのに体重は75キロもありました。

仕事を辞めてから、この体格のままではいけないと思い、知人から頂いた国立病院のダイエットメニューをこなし、2週間でなんと5キロの減量に成功しました。なかには、1週間で5キロ減量した人もいますが、私も短期間で5キロの減量に成功したので自分でも驚きました。自分で自分をほめてあげたい気分でした。

私は以前から胃が弱く、胃潰瘍の薬を飲んでいました。6年前に、主治医の先生が亡くなったので、処方箋をたよりに、今まで飲んでいた胃潰瘍の薬を探し求め、やっと今まで飲んでいた薬に近いものにたどりつきました。

新たな病院で、胃の検査とついでに糖の検査を行うことになりました。その時の尿検査では、なんと+3という結果だったのです。そして食後2時間の血糖値が263もありました。もちろん糖尿病と診断されました。263という数字はあまりにもショックで今でも忘れることはありません。

当時自覚症状など全くありませんでした。以前の病院では、糖尿の検査をしたことがなかったので、病院を変えなければ糖尿病であることに気づかなかったことでしょう。

まさか私が糖尿病なんて・・・・糖尿病と診断され、信じられない思いでいっぱいでした。しかし、自覚症状がなかったにも関わらず、糖尿病を早期に発見できたことは、言い方はおかしいかもしれませんが、運が良かったのかもしれません。主治医の先生が亡くなったというのも運命でしょう。このようなことがなかったら、自覚症状があるまで糖尿病を放置していたでしょうから。

仕事を辞めてからはダイエットをし、糖尿病と知った頃には68キロほどになっていましたが、医師からはまだまだ体重を減らせとうるさく言われました。1週間ごとに病院に通っていましたが、なかなか体重が減らず、通院のたびに医師から怒られ、病院に行くのがすごく嫌になるほどでした。

私は、腰痛持ちで運動という運動はできませんでしたので、散歩という感覚で行い、食事の方にも気を配るようになりました。がんばった甲斐あり、体重が少しずつ落ちていき、医師からは時々ほめられるようにもなりました。

私はもともと体が丈夫でない方で、去年の1月に肺ガンの手術をしました。

体重は減ってきましたが、血糖値の方がなかなか下がらなかったので、1ヶ月間教育入院することになりました。しかしその当日に妻の肝臓ガンが発見され入院することになったので、私の教育入院どころではなくなりました。二人とも家を空けるのは無理なので、私は入院を断念して栄養士から指導を受けながら、それに基づいて食事療法とともに散歩をがんばることにしました。

今から1年と数ヶ月前になりますが、ある健康食品を1年間ほど試していました。医師からの指導で「1600キロカロリーの食事をしなさい」とのことでしたが、娘から「もう少し減らして、1400キロカロリーでがんばってみたら!」といわれ素直に従いました。健康食品を試しながら、食事療法に力を入れていました。お米の量も1回につき120~130グラムと毎回測っていました。血糖値の方は少し下がりました。これは食事をかなり制限したからだと私は思います。

しかし、これからもずっと今の食事量で続けていくのは無理があります。この健康食品は1年間続けましたが、効果があるのかないのか分かりませんでした。これからも続けていくかやめるかと悩んでいるときに、娘から蚕粉末の健康食品を紹介され、今年の3月19日から試してみることにしました。

この頃の血糖値は140前後でそれほど高くはありませんでしたが、蚕粉末のタブレットを飲み始めてすぐに血糖値が正常値に近づきました。

ヘモグロビンA1cが以前は7%台であったのが、6.4%まで落ちました。

検査の結果をみると数値に変化が出ているので、この蚕粉末の健康食品にはインスリンみたいなものが含まれているのではないか!?と思い電話で相談してみたところ「蚕そのものを使用しているのでご安心ください」とのことでした。「お客様の場合、お体に大変合っていると思われます」とのことで、ひと安心しました。

ヘモグロビンA1cの方も安定したので、最近医師からは「食事を1600キロカロリーから1800キロカロリーにしてもいいよ」との指導を受けました。以前は1600キロカロリーと言われながら1400キロカロリーに減らしていたので、「今度は1600キロカロリーでいいんじゃない?」と言う娘の意見に従い、1600キロカロリーでがんばることにしました。今では食事制限にゆとりがでてきて、1回にお米200グラムほどは食べています。娘に「油ものを食べたらダメ」とかうるさく言われていますが、その通りですのでできるだけ守っています。一緒に住んでいるわけではありませんが、私の家の2軒隣に住んでいますから・・・。カロリーに関してもうるさく言われますが、それだけ私のことを心配してくれているんでしょうね。

糖尿病のことに関しても、肺ガン・肝臓ガンのことにしても娘の方がよーく知っていますから。

糖尿病関連の本も娘と一緒に7~8冊購入しました。

糖尿病に効く健康食品のチラシなどをよく見かけるので、どんなものかと気になり目を通しますが、娘は、「そんなものは見なくていいよ。今は蚕粉末の健康食品だけを続けていけばいいんだから!」と、よく言われます。

去年の8月に自己血糖測定器を購入し、最初の頃は、毎日2~3回は測っていたと思います。今では少し食べ過ぎた時や、血糖値が気になる時に測る程度になりました。

少し食べ過ぎた日でも、血糖値が上がり過ぎるということがなくなりました。これも蚕粉末の健康食品を飲んでいるおかげだと実感しています。以前よりも食事量が増えたのに、血糖値の方は安定していますからね。ですから、食べる楽しみもできました。

私には、自覚症状というのはありませんが、医師から「定期的に眼底検査にいった方がいいよ!」と言われました。3ヶ月に1回眼底検査をしに病院へ行っていますが、今のところ異常ありません。定期的に検査に行くことで、自分自身も安心することができますからね。今では体重が57キロ前後となり、あまり変動がなく安定しています。この体重がベストだと思っているので、これからも維持できるようにがんばりたいです。

今年の4月19日には、胃のポリープを2ヶ所とりました。腸の調子が悪くてよく下痢をしていましたが、今はそういったことがありません。

蚕粉末は食事の直前に飲んでいますが、忘れてしまったときは直後に飲んだりし、飲み方が不規則ながらも続けております。体の調子がいいですし、何よりも食事量を増やしたのに血糖値の方が安定しているというのはうれしいことですね。

蚕粉末の健康食品には大変感謝しています。これからも愛用していきたいと思っております。私の体験をたくさんの人に伝え、蚕粉末のことを知っていただきたいです。

私の何よりも楽しみは1週間に3回ほどいくカラオケです。これが、ストレスの解消にもなっているんでしょうね。ストレスは糖尿病には良くないので、趣味を持つことは大事だと思います。私は、これからもカラオケを楽しみながら、食事とともに散歩の方もがんばっていきたいです。