今話題の「サラシア」とは、スリランカやインドで古くから用いられてきた植物です。通常は幹や根を粉にして煎じて飲むのが一般的ですが、スリランカの王族はサラシアの幹や根をくりぬいてコップを作り、食事の際に水やお酒を入れて飲むことで、血糖値の維持や糖尿病の予防など、健康維持に役立ててきたそうです。

アーユルヴェーダなどの伝統医学で数千年前以上も前から活用されてきたサラシアですが、その有効成分は何なのか、どう作用するのかが研究され科学的に立証されたのは10数年ほど前のことです。

サラシアの有効成分が糖の分解を抑制

通常わたしたちが食事によって体内

にとりこんだ炭水化物は、アミラーゼ

という消化酵素の働きによって二糖類

にまで分解されて小腸に運ばれます。

この二糖類はそのままでは吸収され

ませんが、小腸の上皮にあるα―グル

コシダーゼによって単糖に分解されて、

初めて体内に吸収されます。

サラシアの有効成分「サラシノール」や「コタラノール」などは、この小腸上皮のα―グルコシダーゼを阻害して、二糖類などの糖類が単糖類に分解されるのを抑え、吸収されにくくする働きがあるのです。

多くの効果が期待できる奇跡の成分

さらに研究を進めると、サラシアには血糖値上昇抑制以外にもさまざまな効果があることが判明しました。それは天然素材であるサラシアに含まれる膨大な数の微量成分が作用しているからです。

  • 腸内環境の改善
  • 肝機能の改善&貧血予防効果
  • 免疫調整作用
  • 美肌効果

天然素材であるサラシアだからこそ、体に負担をかけずに、さまざまな効果が期待できるのです。