蚕のおかげで手足のしびれが消え、血糖値もすっかり正常値に
宋東述(72才・大阪府)
私は当年72才でありますが、糖尿病歴は35年にもなります。恥ずかしいことながら、一時は生活の不摂生のため、合併症が相当に進んでしまいました。
30才代後半に糖尿病と診断されたものの、横着な性格の私はさほど気にもせず、食生活の改善も特にしないでいました。そのため、身長は172センチなのに、40才を過ぎると体重が90キロ近くに増えていました。60才代に入ると、目、歯、心臓、腎臓の具合が悪くなり、血圧に異常が出て、手足にしびれも起き始めたのです。
それ以後、10年間で12回入院して、8回もの手術をうけました。ただ、血糖値はその間も高いままで、4年前には、血糖値を測定する器械が数値を示すことを忘れたかのごとく、「H」(HIGH=高い)という文字だけを表示するようになりました。この頃は、ひどい緑内障のために目は見えにくく、手足のしびれから、指の屈伸も困難をきわめていたほどです。
そこで、糖尿病専門の病院に1ヶ月間入院した結果、食後2時間の血糖値が220、食後3時間の血糖値が160まで改善されました。退院後も食事・運動療法と薬を併用し、毎週病院で、運動前と1時間運動後の血糖値を記録するようにしたのです。しかし、なかなか思うように成果は上がりません。食後1時間半の血糖値は200、1時間運動後の血糖値は150前後から下がりませんでした。
知人から「蚕のサプリがいい」という話を聞いたのはその頃です。韓国では、蚕は民間薬として知られ、最近では血糖値の降下作用が科学的に実証されているらしい。そこで、ものは試しと蚕の粒を、一昨年の12月から飲み始めました。
それ以後の血糖値の変化は表でご紹介させていただきます。
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一見してわかるとおり、蚕の粒を飲んでから、血糖値は徐々に低く抑えられるようになりました。3ヶ月後には、食後でも200を超えることはなくなったのです。運動後の数値は、多少の上下はありつつも、二ケタに安定するようになりました。
病院の薬も、この間に服用していましたが、蚕の粒を飲み始めてから高血糖が改善されたことは、私自身確かに実感しています。また、血糖値が正しくコントロールされるようになってから、手足のしびれも解消されはじめました。屈伸にも苦労していた指が、今では自由自在に動かせるようになったのです。こうしたつらい合併症がよくなったことが、私には一番うれしいことです。
もちろん、現在も私は、蚕の粒を血糖値の管理に役立てて、満足な成果を得ています。私の体験談が、同じ病気で悩んでいる、多くの方々の参考になれば幸いです。